脱走した前作から続きの話。
正義感というより、理不尽さに物申さずいれない二人。相手選ばず、互いを補完しながら屈せず、駆け抜けてく姿は何とも痛快。縦関係というよりは戦友のような距離感。そのうち、この二…
前作とほぼ同じような話だが、今回はマドンナ役で小山明子が参加。
後半で何とシリーズ初の戦闘シーンがあり、定番の戦場の殺人などもある。
勝新の代表作の一つではあるけれど、やはり田村高廣の上等兵の存在感…
前作ラストの脱走は失敗に終わったらしく、2人は病院に収監。
看病してもらった看護婦・緒方に惚れる大宮。
「死線に挑むお守りに」と、大宮が緒方のマン毛をねだるシーンが印象的。
ここは脚本では「石鹸」だ…
大宮一等兵(勝新太郎)と有田上等兵(田村高廣)の『兵隊やくざ』シリーズ第二作目。一作目の増村保造に代わって田中徳三が監督を務めている。
増村の執拗なまでの陰湿な日本軍描写(とそれから解放されるラスト…
☆☆☆★★
《軍隊なんか糞くらえ》シリーズ第二弾。
…しかし、あえなく失敗に終わり軍隊へと逆戻り。
それでも大宮二等兵の反骨心に陰り無し。上等兵の為なら命を捧げます…とばかりに今日も殴られる日々…
勝新の愛らしさにノックダウン。仕草や表情がいちいち可愛らしい。
そんな憎めないキャラの上に、膂力も生命力が並外れていて、性根が真っすぐで、でも鬼の上官を出し抜いて上手い事やる抜け目無さも持っていて。…