少年の成長と映画館の歴史のカットバックによるノスタルジー映画の最高傑作。
変わるモノ。変わらないモノ。
師を超え見事に成長しても、変わらない気持ち。初恋への未練。
時が村や文化を残酷に塗り替え…
おとんの好きな映画ということで、みた。
アルフレードの
「ノスタルジーに惑わされるな。
自分のすることを愛せ。」て言葉が沁みた。
おとんと同じように上京していたらまた見方も変わっただろうな…と思った…
大傑作。
映画に魅せられたサルヴァトーレの半生は映画館と共にあった。
映画が娯楽の全てだった時代の映画館の雰囲気や映画を見る人の価値観などを知ることができ、映写技師のアルフレードが厄介者扱いから親友…
時代背景が映画に表現されているのが凄まじくよかった。映画館で煙草が吸えたり、冷戦時代の差別用語だったり、映画のポルノシーンがカットされてしまったり、TVやビデオの誕生によって映画館が閉館になってしま…
>>続きを読む彼と僕はいつも映画が好きだった
映画を通して世界を見たし映画を通してわかり合ったつもりになった
何も変わらないものと変わってしまうもの、
その濃淡を色濃く鮮明に描く
父親のいないトト、息子のいな…
モリコーネの音楽があまりにも素晴らしくて、鑑賞後にサウンドトラックを聴いただけでまた涙が溢れてしまった。美しく繊細であたたかい旋律がこの映画に寄り添うことよって、作品の魅力が更に深まる。素晴らしい劇…
>>続きを読む(C)1989 CristaldiFilm