去年マリエンバートでに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)- 11ページ目

「去年マリエンバートで」に投稿された感想・評価

アランレネがアラン・ロブ=グリエの脚本に基づき監督を務めた作品。衣装デザインについてはココ・シャネルが担当。

ストーリーがあるのかないのか。謎が謎を呼ぶとはこの事で、最後に種明かしがないまま映画が…

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のんこ

のんこの感想・評価

5.0
感想は書かないでおこうかな。ただ、この映画は私の人生を構成する物のうちのひとつ、或いはその全てになりうる作品だと思う。

晩年のココ・シャネル が衣裳をデザインしたと聞き鑑賞。まるでお城の様なバロック装飾のホテルと美しく配置された庭園で繰り広げられる男女三人の記憶と場面展開の映画。亡霊の様な登場人物にトラック・アップで…

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迷路のなかを前進と後退を繰り返しながら進んでいくような映画。頭がこんがらがる。
ろびー

ろびーの感想・評価

4.7

今まで観た映画の中で1番難解かも
分かるようで分からない
繋がるようで繋がらない
完全に迷路の中で迷いました
でもこの映画には正解はない気がする
アンダルシアの犬とかと同じで
観て聞いたものを受け取…

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書茶

書茶の感想・評価

5.0

ココシャネルが衣装をデザインしたと聴き、視聴しました。
衣装は勿論、キャストの出立ち、館の厳格さ、静謐さ、画角、滑らかなカメラワークらがとても上品です。
が、前評判の通り、とても難解映画です。

い…

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全てが詩であり、幻想に彷徨うかのような世界観。耽美。
「映画とはみるものではなく感じるものなのだ!」とどなたかが仰ってましたが、まさにそれを具現化してました。恐怖すら感じるほどに。

本当に沁みた。
memo

memoの感想・評価

4.2

宮殿、壁や天井の装飾、廊下、庭園、彫刻、美しい空間に美しく配置される人々、劇、マッチ棒のゲームの必勝法。噛み合わない男と女の記憶、現実と虚構、現在と過去。いったい誰の言うことが信じられてどこからどこ…

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荘厳。優美。静寂。気品。風格。繊細。被写体からその視線の先を映すのではなく、映されたものが被写体の視線に収まっていくという、画面の外の空間を無限に創造し続ける超次元的なカメラワークはまるでメビウスの…

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Ren

Renの感想・評価

4.5

宿泊客の中に女Aと男Xと男Mの3人がいる。MはAの夫で、XはAの愛人のようだ。Mがこっそり見守る中、XはAを口説き続けるがAは全く覚えていないという。Aが知らないふりをしているのか完全に忘れているの…

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