♯39(2025年)ポエムとタバコ
2025年3月22日来日
レオス・カラックス監督
長編デビュー作
アレックス三部作 第一弾
舞台はフランスのパリ
主人公は親友に恋人フロランスを寝取られ振られ…
『詩的な会話、音楽と映像の調和』
これゴダールっぽいです。
モノクロの映像と詩的な会話。
たぶんこの作品の監督が誰かふせられたていたらゴダールだと勘違いすると思います。
この作品は、まず音楽と映…
ヌーヴェルヴァーグを思わせるような、朴訥で、独特なテンポを持っている。
これがデビュー作なのだから、末恐ろしい。
これでもかと言うほどにカメラワークは自由自在ながら、流麗で、いささかただちぐはぐにも…
ペドロ・コスタの処女長編を思わせる白黒画面だが、悪い意味で自己満感が否めず。この手の表現は上位存在(ゴダール)が全てやっており、反吐が出るワードだけど「ポスト・ヌーヴェルヴァーグ」を意識しないとこん…
>>続きを読むイメージで繋ぐとか、セリフの普遍性とか、わかりやすく沁み入る良さ。曖昧で上手く説明できないものも多いが、そういうもので形成された全体への印象に建前が入り込む余地はない。痛々しさと隣接したものもあるけ…
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