西島秀俊が「コーヒー代貸してくんねぇかな
」と言った時、女は「え、」て反応するのにすぐさま「悪りぃね」「金ねんだわ」と何故か恥ずかしげもなく堂々と言う清々しさが笑える
度々挿入されるインタビューの演…
与えられた役に与えられたセリフで与えられた感情で表現するのが俳優という表現者の役割であるが、西島秀俊は即興芝居で目の前の空間からあらゆる表現を創造して独特の人格を形成する。ごめんと結婚しようを繰り返…
>>続きを読む脚本なしの即興演技による映画。
でも、狙った画や印象的な赤とか…映画だった。
即興演技って究極の役作り、というか究極に役になりきるものなのかも。
相手から放たれた言葉が聞き取れなくて、あるいは聞…
即興演技に「どう思いました?」みたいなアバウトな質問で、でもそこに2人の生きている人がいればそれだけで映画は成り立ってしまう。
次が誰にも見えていないからか、気まずさがすごくリアル。「結婚しよう」…
家の中をハイアングルで斜めに写すショット、渋めの自主映画に多いけど、どうにも眠くなってしまって苦手...
即興だからか、いや意図的な部分も多いだろうけど、登場人物が画面外へ消えたり、背中ばかり撮っ…
このレビューはネタバレを含みます
この映画の公開時、自分は2歳だった。つまり自分の親世代の映画だといえる。
今自分がこれを観たのは、『この映画を視ているのは誰か?』佐々木敦 を読んで興味を持ったからだ。
撮影のほとんどが小さな…
しんどかった
即興芝居ということらしいけど、細かく指示されるでもなくここまで壊れられるというのはすごいな
役のままの二人に対するインタビューが時折挿入されるのが珍しい
距離を置いた男のことをま…