ショットが凄まじい。まるで寄らずに常に引いているのだが、そのパターンが多彩で面白い。角度、高さ、抜け、フレーム内フレームを要所で使い分け、ショットが物語の強度を補完するまさに理想的な構造に。溝口でよ…
>>続きを読む80年以上前の作品とは思えないくらい台詞が明瞭で、特に山路ふみ子の表情の豊かさや、漫才シーンのキレが素晴らしかった。人物だけではなくカメラ自体の動きも活き活きとしており、おそらく監督お得意技の、部屋…
>>続きを読む俯瞰した視点で人々の営みを背景ごと撮る溝口監督の原型が既にここにある。
巻頭の雪の中の大店の絵は山路ふみ子の顔すら映さず寒々とした絵だが、旅芸人たちの道行では過酷な中に肩寄せ合っている温もりがある。…
溝口健二の戦前映画、Amazon primeで視聴。信州旅館の跡取り息子と将来誓い合い子供も宿して駆け落ちした女中(山路ふみ子)が捨てられる。怨めしい愛憎ドラマの出だし雰囲気から、その2年後、産んだ…
>>続きを読む1937年、日本、ドラマ、モノクロ。
昭和12年信州の老舗温泉旅館の跡取り息子・謙吉。女中のおふみ(山路ふみ子)は彼の子供を身籠り、彼と駆け落ちするが、謙吉は彼女を捨てる。おふみは出産し養子に出し…
旅館の一人息子である謙吉の子を身籠りながら、謙吉に捨てられた女中おふみの転落と再生を描く。
意思薄弱な謙吉と世間体に拘泥するその父に翻弄されるおふみが不憫でならない。
しかし、おふみは決して絶望す…
溝口健二監督の観る
信州の旅館の女中おふみは跡
取り息子謙吉と関係あるが結
婚には踏み切れない謙吉。お
ふみが妊娠してるの知り
脚本 依田義賢/溝口健二
煮え切らない男に振り回されるおふみ
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