敗者が過ぎる絶望。
そんな中でも心に灯りを灯し続けてくれる存在がいれば希望はある。
ここでは死ねない、死に場所くらいは自分で決める。
スタイリング良かったなー、カップショルダーのブルゾンにブラ…
どんなに絶望的な状況でも仕事で一旗あげようとか、結婚を視野に入れるとか、カリウスマキ作品の登場人物はそういう野心に燃えたキャラクターが多くて可笑しいし、いやそうはならんやろって思うけど、でもウチらも…
>>続きを読む『浮き雲』『過去のない男』に続く、アキ・カウリスマキ監督の「敗者三部作」の三作目で、最も辛辣な内容の作品でもあった。
警備会社に務めるコイスティネンは、上司からも同僚からも嫌われる孤独な男。
いつ…
序盤★2 中盤★2 終盤★1.5
“敗者三部作”その3。
見どころ
◯アキ作品は80年代前後の雰囲気を醸し出すが、通貨がユーロになってたりの近代化が垣間見える。
気になる点
●2006年製作で…
2006年
『浮き雲』『過去のない男』に続くアキ・カウリスマキ監督の“フィンランド三部作の三作目にあたる。
いつもの様に酒、煙草、フィンランドのどんよりとした風景といなたい音楽に彩られたカウリスマキ…
警備員のコイスティネンは、同僚にもナメられ、上司からの評価も悪い男。
友人も無く、知り合いと言えば、行きつけの公園のキッチンカーの店員アイラだけ。
しかし彼には独立して警備会社を設立する夢があった。…