海に入る度に、自意識が消え、感覚が研ぎ澄まされ、自然の流れに従うしかないと感じる。
身体を海のなすがままにあずける感覚。同時に、いつでもこの海は自分という物質を死に追いやる、とも感じる。恐怖や不安…
神奈川近代文学館にて。中島敦展での特別上映でした。粋ですね。前半のノリは好きでした。ゲイカップルもいいんですが、おばはんがユーモアあってよかったですよ。後半『山月記』になってからは暗くてわかりにくく…
>>続きを読む川内倫子の写真集には、手がよく出てくる
手にのったカエルとか蝶とか
それは手が潜在的に暴力性を備えているからでその対比で自然(毎日の環境)の生の生々しさやら脆さやらのイメージかなと思ってたが、とんだ…
森林警備員のケンが、無職のトンを追いかけ、両思いになる前半。虎か人間か曖昧になったトンを、森林警備員が森に迷い込み追いかける後半。
前半は、タイの微熱を帯びた街の空気の中で、男性同士の恋愛を淡々と描…
あそこまであからさまに同性愛描写を入れる必要があったのかと思ったけど(もっと暗示する程度にした方が良かったのでは)、あの霊魂の不滅をオマージュした場面みたく神秘的で美しい映像が印象に残ったのでそこだ…
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