二人の女性
一人はのちに有名な劇作家となる
もう一人は医師を目指して渡欧するも、激動の時代にあって反ナチス運動のレジスタンスとなる
この物語は一人の女性の作家としての成長を描きながら、いつも彼…
若い時に彼女の要望で観に行きました。どこがいいのかさっぱり理解できず、感想聞かれて当たり障りのないことを呟きました。
今回見直してみて、ああそうか、いい映画だなと思いました。
アップの表情だけで…
「ジュリア」は作家リリアン・ヘルマンの物語。
リリアン・ヘルマンは、大作家、
ダシール・ハメットの恋人であり、激情の作家。
有名な文章には、
「そこで、わたしが、貴方が亡くなったあと、
貴方の伝…
たとえどんなことがあろうとどんなことを頼まれても信用しきれる信頼関係というか無条件にその頼みを聞いてあげたいって思う関係って存在すると思う。すごくいい映画。
社会的な背景とからめててそれも深みがで…
あぁ、これ原作者の自伝短編を映画化なんですね。「アニーホール」が作品賞取った1977年かぁ。ってことは「スターウォーズ」誕生年!
前年「ロッキー」で翌年「ディアハンター」その翌年には「クレイマークレ…
昔々劇場で観た時は、(反ナチ活動といったシーンはあるものの)さほど劇的な話でもなく、原作者リリアン・ヘルマンの、幼馴染みジュリアへの友情(憧れ?)を描いた回想録といった印象でした。ところが、本作を観…
>>続きを読む 「著名な作家が裏では機関のために働いていた」というのはいくらか実例があるけれど(サマセット・モームとか)、その女性版。アメリカ人劇作家と対ナチス運動にのめりこんでいく友人のお話。
これは面白か…