このレビューはネタバレを含みます
2019/3/21
ナチの恐怖もわからないでもないが、なんとも解せない不思議な映画。逆に反ナチのグループについても謎が多すぎて実態がわからない。共産党であったりユダヤであったり呉越同舟で単に反ナチと…
飯田橋・佳作座で鑑賞。(2本立て)
ジェーン・フォンダよりもヴァネッサ・レッドグレーブの存在感強し。
二人の回想場面が輝いているので、戦う女=ヴァネッサ・レッドグレーブが遠い存在になっていくあた…
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ダシールハメット夫婦の奥さんのほうの体験談がもとになった話。
ハメットは登場するし、かつての親友がレジスタンスになってナチと戦っている。そしてその活動を手助けをするという設定だけでも十分面白い。
の…
「フラッシュバック手法」のストーリーテリングにハズレ無しと思ってるんですが、こちらもなかなかの傑作。ジュリアとリリアン・ヘルマンの子供時代、現代(第二次世界大戦下)の反戦運動家のジュリアを命懸けで協…
>>続きを読むアメリカの作家リリアン・ヘルマンの自伝を原作とした、劇作家リリアンと反ナチス運動家ジュリアの友情を描いた作品。
序盤は幼少期の2人の出会いを描いている。
大富豪のご令嬢だったジュリアが幼いながらに…
女流作家と反ナチ活動家の友情物語。
前半は書けない作家の生活が描かれていて、正直退屈でもある。
けれど後半のドイツへ資金を送り届ける件から急に面白くなる。
特に2人の再会シーン。
ナチスの監視の中…
1934年、作家リリアン・ヘルマン(ジェーン・フォンダ)はダシール・ハメット(ジェイソン・ロバーズ)の勧めでパリへと渡り、ウィーンの暴動で負傷した親友ジュリア(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)を訪ねるが…
>>続きを読む友情と愛情って別個のものとして簡単には切り離せないんだけど、その情を注げる相手がいるのは素敵なことだ。
だから一層切なさも増す。
モスクワ着くまでの旅路の緊張感でこちらも一緒に憔悴しきってしまっ…