学童を乗せた対馬丸に始まり、女学生の集団自決、やりきれないです。大勢の民間人が巻き込まれ亡くなり、それも前途ある1600名の学徒、1700名の子ども達。
自由を尊いと希求できるのは、自由を奪われた…
沖縄は、45年三月下旬から6月23日(現在、この日が沖縄慰霊の日になっているが、別に9月7日説もある)まで行なわれた、沖縄県民の四分の一が戦没することになる凄惨な沖縄戦に引きずり込まれる。既に三月…
>>続きを読む次から次へとやってくる非日常の中で日常を作ろうとする人間。そうすることで、感覚は麻痺していき、次はその中で幸せを欲してしまう。人間には見える幸せがないと生きていけない。敵の顔は見えなくてもいいのに。…
>>続きを読む1995年版に続いて今度は1968年版を鑑賞。オープニングは1968年、若者たちが平和を満喫している姿が映し出される。沖縄返還の前、1968年に製作された作品。「この後、沖縄はどうなりますかね?」と…
>>続きを読むここが日本の太平洋戦争の第一線。
少年少女が担っていた。
この惨状は世界史でも類を見ない。
男は意外と冷静に諦められる。
日本はもう終わったと。
女性はそれを言ったら自分を保てなかったのだろう。…
全島に非常戦時体制が敷かれ、女子学生は
臨時看護師として南風原陸軍病院へ、
男子学生は鉄血勤皇隊として陸軍と行動を
共にすることになる。
❤︎❤︎❤︎♡♡、3.5
⭐️レビュー
太平洋戦争末期…
【戦争の歴史を継承する媒体としての映画】
戦後8年後の1953年の最初の作品から、1968年公開の本作は、高度経済成長の始まりにおいても、戦争の悲劇を忘れてはならないという強いメッセージのよう。
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