*追悼:アラン・アーキン
第二次大戦中の地中海、米軍空軍基地・・・爆撃手のヨサリアンは、出撃がイヤでイヤでたまらなくなっていた。毎度毎度、ドイツ軍の対空砲火をかいくぐって帰還していたが、毎日のよ…
ジョセフ・ヘラーによる戦争文学の傑作『キャッチ=22』の映画化。
戦争の理不尽と狂気によって精神をさいなまれ狂騒する兵士たちの姿をユーモラスかつシニカルに描く。近い作風の『M★A★S★H』が戦争そっ…
テンポ良いし面白い!
MASHよりこっちのが全然良かった。
何気に特撮のレベルが高く大迫力なのも良い。
戦闘シーンや空中のシーン。
頭おかしい奴は出撃免除。だが免除を願うものは正気 。出撃する奴…
「卒業」(1967)のマイク・ニコルズ監督による次作。戦争の狂気を描いた同題小説を映画化。
※「キャッチ=22」とは軍規22項を指し「狂気に陥ったものは自ら請願すれば除隊できる。ただし、自分の狂気を…
観ている時はなんだこの映画……となるが、観ていくと徐々に世界の平衡感覚が狂ってくるマジックリアリズムの作品。森見登美彦原作の『四畳半神話大系』にもオマージュされたであろう後半の描写は圧巻。惜しむらく…
>>続きを読む 近松門左衛門が言ったというその創作論に所謂「虚実皮膜論」というものがある。即ち、「芸といふものは実と虚との皮膜の間にあるもの也」と。
別の言葉で言えば、「虚(うそ)にして虚にあらず、実にして実…
マイク・ニコルズ監督作。
アメリカの風刺作家ジョセフ・ヘラーによる1961年発表の同名小説を鬼才マイク・ニコルズが映画化した戦争風刺劇で、二次大戦時、地中海に駐留する飛行部隊の面々が織りなす騒動を…
死が隣り合わせで、死に対する人間の価値感が自己満足と名誉によってねじ曲げられている。晴れ渡る孤島での空軍隊。
キャッチ22=どうにもこうにもならん!
原作のタイトルがスラングとして使われてるらしい…
男子校系の戦場コメディだが、『マッシュ』なんかに比べると真摯な人物が撮った映画と思える。
さしずめ豪華な『肉弾』か。
大半はギャアギャアうるさく笑えもしないが、コメディの相場を超えた迫力の撮影や突…
いちおうジャンルは戦争映画なんだろうけど、なんだろう、「博士の異常な愛情」のようなあからさまなコメディとも違った……なにか、キン・ザ・ザを思わせるような空気……。
戦時下の地球は他の惑星なのかもしれ…