No.321[風は己の望む所に吹く] 100点(ATB)
公開題は「抵抗 死刑囚の手記より」、原題は「死刑囚は逃げた、或いは風は己の望む所に吹く」。ドゥヴィニの回想記を超大胆に脚色したブレッソンの…
フォンテーヌの爬虫類みたいな表情がめちゃくちゃ独特でいいなとおもてたらこのかた俳優じゃなかったのね、素晴らしい
鉄格子に顔押し付けてるシーンは会話、モノローグどれも良かった、希望について隣室の老人と…
ロベール・ブレッソンらしく厳格な画面構成と哲学的なダイアローグが印象的な脱獄映画。其処彼処にドストエフスキーなどのロシア文学の影響が垣間見れる。
全編ド素人の役者を起用し、ブツブツ独り言を言いなが…
初ブレッソン。
'禁欲的'とパッケージにあったが、向かうべき点が唯一でただそれのみを映しているのに好感が持てた一方、少々のコメディ要素もあり退屈しなかった。
本来の観方ではないのだろうけれど、「…
このレビューはネタバレを含みます
牢獄という狭い空間での繰り返しの生活
カメラの位置、光を捉えたショット、テンポよいカット割で脱獄へのプロセスがするすると進んでいく
準備は着々と進む一方でずっと変わらない彼のシャツ、発砲の音だけが…
とてつもなく静かな脱獄。決してドラマチックではないが、100分間続く緊張感であっという間に見終わってしまった。回想など時間や空間が変わることなくただただ脱獄する様子を流れていく時間通りに丁寧に描いて…
>>続きを読む用心しろ。
ドイツの占領下のリヨンで、男は脱出不可能な監獄から脱獄する計画を立てていた。
面白い!初ロベール・ブレッソン。
脱獄する緻密な計画を丁寧に描かれていた。身の回りのものを駆使して行動…