お得意の性倒錯、性転換を舞台装置に、どこか影のある女の、人間の力強さを言外に表現できて、しかもそれが押し付けがましくない。
ペドロ・アルモドバルの面目躍如。
『イヴの総て』は観ておくんだった。
2…
この映画は一人の母親の女性が息子を亡くしたことで バルセロナに旅立ち、その中で様々な母親になろうとしている女性や女になった人など様々な女性を描く物語である。
この作品の中で特徴的なのは、特にその…
女性の話。母の話。
作品内で色々な母が出てきて、深く交じりあっている。女性として子を産むということ、母の強さ。
カラフルでカラッとした映像で可愛かった。
ロラ何がしたいのか謎
そしてなぜ2人の女…
なんと言うかアルモドバルの映画は出来事も構図も、用意・意図されたというよりかは、必然として生まれてしまうような、彼が映画を作るとこうなってしまうようなエネルギーが感じられてそこが魅力的だなといつも思…
>>続きを読む息子を亡くした母が、故郷へ旅立つお話。
やはり女性は逞しく、強い。
人生経験のある女性たちの冗談交えた会話は聞いていてほっこりする。
しかしとにかく元夫の行動原理が分からず、感情移入ができないこ…
10数年以上前に見て、ほんとに久しぶりに鑑賞。
話全然覚えてなかった…。
アルモドバル監督にしてはそこまでセンセーショナルな展開もなく(多分)、落ち着いた印象。
自分は母親とも疎遠だし、子供もいな…
登場人物
全員おかん。
人間関係濃すぎる界隈で巻き起こる、多様性に溢れた女性たちの人間交差点では、息子の死だけでなく、それぞれが様々な問題を抱えるが、下ネタを連発しながら互いに支え合う姿は、まるで…