精神病棟でスキャンダラスな執筆を重ねた晩年のマルキ・ド・サド侯爵をフィリップ・カウフマン監督が描いた作品。小間使いを介して猥雑な文学を世に広めたサド侯爵の執念と狂気。ホアキン・フェニックス演じる神父…
>>続きを読むサド侯爵の後半生を題材にした変態しか出てこない映画。精神病院でエロ小説を書き続け、発禁書とされたり拷問されたりしても書き続けるサド侯爵が変態じいさんで何とも魅力的。演じるジェフリー・ラッシュも、登場…
>>続きを読む血生臭さもなければ邪悪でもない。主題は良識からかけ離れていない。「美徳を知るには悪徳に身を染めなければ」「それで初めて人間の深さがわかる」と言いつつ、それができていない本末転倒っぷり。エログロ無くし…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ジェフリーラッシュがすごかった。彼は個性的な役をする俳優さんだと思いました。
そしてホアキン。私には美しすぎる神父でした。そしてラストはジョーカーの役へと繋がるかのような風貌を漂わせていました。
切…
サドの小説を読んでみたくなった。ホアキンもケイトも若いな。ジェフリー・ラッシュはあんまり今と変わらない気がする。
前半で結構明るい話なのかなと思ってたら後半は暗い。この時代に書いたからこそ有名になっ…
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サディスティックの語源、サド侯爵の後半生を元にしたフィクション。性的倒錯のため精神病院に監禁されているサド侯爵は、そこで執筆活動を行っている。しかし、その本は皇帝のナポレ…
このレビューはネタバレを含みます
マルキ・ド・サドが官能小説を書くために言論の自由、人権を求めて精神病院に入れられながら戦う話。当時の雰囲気(王の絶対的権力、女性の軽視等)がひしひしと観る者に伝わってきます。
マルキの執筆への執念が…