クローネンバーグ×モーテンセン回顧で。
普通ののっぺりとした家族ドラマからの銃死体のエグさから物語の行先を鮮やかに暗示。
不穏さ、先暗さなども含めてどう転んでも普通の映画じゃない。ラストシーンに至る…
タイトルから壮大な人類史的なものを想起させられていたのだけど、思ったよりもパーソナルな視点に依ったサスペンス。
コミック原作ということもあって意外性に富んだキャラ設定、展開もあって予想外の方向で楽し…
序盤のあざやかな強盗撃退シーンからして、この人過去になんかあったなと思わせて、事実上こちらの予想通りに進んでいくからひねりとかは特にないんだけど、それでも100分未満の尺で単なる暴力映画と思わしてい…
>>続きを読むクローネンバーグ監督の存在を知らなかった昔に観た時は単純に暴力から逃れたいけど過去や周囲がそれを許してくれないみたいな話って思ってたんだけど、今観ると暴力が許されてしまう事への考察をしている作品のよ…
>>続きを読むクローネンバーグとヴィゴの新作公開に合わせてチェック! 過去を捨てた男が家族を守るために立ち上がる……と言うとまるで正義のヒーローみたいなんですが、襲われるのがそもそも主人公由来で、暴力をそれに倍す…
>>続きを読む過去を捨て幸せに暮らす主人公が不意の出来事で家族崩壊を招き、完全な決別から再生までの流れが綺麗で面白い。
不穏な冒頭の長回しから惹きつけられた。
別人として生きていても人は完全に変われず過去に苦しめ…