小栗監督による素晴らしいファンタジィ!
ある村に住む3人の少女が架空の物語を作り、
それをリレーしていくところからいい感じ。
物語の最初はらくだが町にやってくる。
そこから話は自由奔放に広がってい…
一体何を見たのかわからなくなるようなとりとめもなくうまく説明出来ない不思議な感覚。何も起こらないようで色々な事が起こってる、どこにでもありそうな田舎町のどこにもないような風景。時に書き割りのようでも…
>>続きを読む構図や色彩、照明の光、美術などが素晴らしく綺麗だった。過去作も綺麗な構図を作ることには間違いない人だが、人工的なファンタジー色の強い今作ではその創作感を強めながらもきちんと映画的な画面に収まってるこ…
>>続きを読むカンヌ国際映画祭に特別出品された小栗康平の作品。3人の少女が物語を紡ぎ、夢、記憶、過去、未来が交錯する話。
アピチャッポンウィーラセタクンの作品を彷彿とさせるような映画でした。フィックスでの撮影が…
小栗康平は泥の河以降五本目の視聴だが、正直理解できていない。
夢と現実の境界線が例えば夏目漱石のように「こんな夢を見た」みたいな入り方をせずにあいまいな為によくわからず。
ただしそれがつまらないかと…
3人の女子高生が短い物語を紡ぎ、それをリレーする遊びを思いつく。
少し寂れた長閑な田舎町で彼女たちの想像の冒険は静かに始まる。
どこからが現実でどこからが幻想なのか?
繋がりのない彼女たちの寓話…
『泥の河』『死の棘』の小栗康平作品。一応の主人公である女子生徒3人は一般公募で抜擢された。
筋としてはあってないようなものだけど、ファンタジックで静かな語り口で紡がれるそのテンポが心地よかった。
…
捕らわれたクジラを追いかけていたら、なんだか違う星に辿り着いたみたいだった。夜空に大きすぎる黄色い月が、ぽっかりと浮いていた。その美しいクジラは、どこかへ帰りたがっていた。
この物語は。舞台で観て…
筋があるのかないのか、映像で紡がれる叙事詩。身近に時間を埋めてくれる手頃な娯楽が少ない人里離れた田舎だと、未来を指向する妄想や空想に耽る時間が増える気がする。ファンタジックな色合いは目を引く。海外で…
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