「シテール島への船出」
ようやく手を出したテオ・アンゲロプロス監督作品。TSUTAYAディスカスで数本借りられたのでここ1、2週間はアンゲロプロス作品を立て続けに鑑賞しようと思う。
自身が監督す…
【アンゲロプロスとしては凡作】
アンゲロプロスの映画としては、あまり出来のいいほうではないと思いました。
なぜかというと、筋書きが見えやすいからです。アンゲロプロスの映画は、筋書きが見えにくく、…
1986年のギリシャ映画。1940年代にギリシャ内戦で共産主義レジスタンスとして戦いソ連に亡命していた父が、32年ぶりに帰国した。久しぶりの再会にギクシャクする家族。そして、父を逮捕するため警察が現…
>>続きを読む画作りは本当に綺麗でどこを切り取っても優れた写真のようだが、中身は全く面白いと思えなかった。
解説を見ないと何が起こっているのかよくわからないし(途中からは映画内映画というメタ構成)、わかったところ…
「二人とも負けた」が印象的。
あと登場人物の映画監督の感情も気になる。
帰る場所を失った老人は気の毒に見えるけど、かばう気には全く思えない。歴史を見せようとしているのか。
あまりテーマに納得できな…