NHK BSの『プレミアムシネマ』で鑑賞。
半藤一利のノンフィクションを映画化。1945年(昭和20年)7月26日のポツダム宣言傍受から始まり、昭和天皇(八代目 松本幸四郎)と鈴木貫太郎(笠智衆)…
8月15日という建国神話はこのように作られた。
平和国家日本とは、天皇と国民が一体化することである。
橋本忍はこの映画をあの戦争の回忌として成仏させようとしたのでは?
しかし平和を望む天皇という妖…
終戦の日を描く名作。様々な事件を描くものと思っていたし実際そうなんだけど、果たして無事に玉音放送を収録し守り抜き流せるのか?という筋がありスパイ映画的に見た。
終戦のためにできたような鈴木内閣、聖断…
8月だから見始めた、と言う前置きの感想としては不謹慎かも知れませんが、政治サスペンスとしてとても面白い。不謹慎ついでに、笠智衆の鈴木首相、三船敏郎の阿南大将をはじめ、壮年の男性達が格好良かったです。…
>>続きを読む日本人は見るべき作品。
都合の悪いことに蓋をせず、直視すべきだ。
これはどうやって戦争が終わったかを描いた作品だが、今は特にどうやって戦争が始まったのかを知り、議論すべきではないか。
そのような作品…
これは日本在住は観るべき作品。当時の流れに色々と考えさせられる。
ポツダム宣言から玉音放送まで。
展開も濃い顔の出演者達も佐藤勝の音楽も全てが調和している。モノクロが迫力ある。
実際の死体もたくさ…
阿南の切腹前の日本再建の思いを現在は叶えられているだろうか?
陸軍の上層部の愚かさは言わずもがなだが、手段や考えは違えど日本を守るための行動があのような形になってしまったことが悲しい。
終戦や8…