CSにて。大晦日にゴジラ第1作目を初めてちゃんと見た。名作にして伝説、などと言われるわけがわかりました。見始めは何もかも古臭すぎて今見るのはどうなんだろうと半信半疑でしたが絶望するほど恐ろしいゴジラ…
>>続きを読む映画『ゴジラ60周年記念デジタルリマスター版』観てきた。
終始、芹沢博士の倫理観に心揺さぶられた。伊福部昭の音楽の素晴らしさとゴジラの咆哮の恐ろしさ。テーマが反戦や反核、科学者の倫理や危機管理、情…
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日本映画史上の伝説です。
もはや史料としての価値あり。
【評論】川本三郎「『ゴジラ』はなぜ『暗い』のか (夏ボケ遅報特集--ゴジラの部分貌)」『新劇』(30) 1983年11月号 p.25-28
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日本を代表する怪獣・ゴジラの初作品であるけど、当時の水爆実験に対する怒りや、戦後まだ9年という時の忘れ得ない戦災の記憶といった社会派なテーマが際立っている作品。
怪獣が暴れ回ることは、娯楽性のそれで…
ゴジラという映画を全く観たことがなく、「怪獣映画の元祖・王道」という先入観だけを持ち続けてきました。怪獣映画らしくゴジラが破壊の限りを尽くす様子を楽しむ映画だと。
しかし、そうではなかったんです。私…
何度も観ているので着眼点が変わってきている。生物学者の立場からゴジラを生かしたいと苦悩する志村喬、自ら作ったオキシジェン・デストロイヤーに恐怖する平田昭彦。そんな中、河内桃子との交際にしか興味が無さ…
>>続きを読む八年間にわたって三度も徴兵されるうちに家族全員を喪い、復員の際に広島の惨状を目の当たりにした本多猪四郎。
特撮で"再現"した米軍施設をホンモノと誤認されてスパイ容疑をかけられ、「公職追放」で長い間…