入江たか子も岡田時彦も絵のように美し。水芸も素晴らしい。
松田春翠さん活弁入り、岡田時彦の朴訥とした感じやお婆さん、ご隠居さんの声とっても良い。入江たか子パートだけ粘度高めで「ネ、」が多すぎてあまり…
好きになったら命がけ、水藝の巡業演芸太夫の入江たか子が美しい(晩年の太め入江しか見たことなかったから)。勇ましい馬丁の若い男欣也に惚れて任官の為の学費を身を削って送り続ける太夫、金貸しに借りてまで作…
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60点
明治23年の初夏。
北陸一体を従業する見世物師の中で「瀧の白糸」という水芸の太夫がおり、巷では北陸一の美人、水芸師のトップと言われ、自負し、大変人気があった。
金沢で瀧の白糸一座の公演。…
「私に貢がせて」というパワーワード。悲恋という枠に収まる歪な献身と報い。書き割り月夜に橋下の逢瀬。水が出るだけでエンターテイメントな水芸のシュールさとのギャップがなんとも味わい深い。舞台から楽屋への…
>>続きを読む原作「義血侠血」における奇妙な縁と意外な場所での再会、という鏡花らしい怪談奇談を、ヒューマニズムたっぷりのお涙頂戴のメロドラマに改悪してる。女の故意の殺人を、男に襲われた結果の過剰防衛のように改変し…
>>続きを読む活弁喋りすぎ、結構字幕あるのでいなくてもよいのではと思った。溝口健二って長回しの中で動き回るカメラが特徴的だと思うので、活弁が横でギャーギャー喋ってるのは正直不快ですわ…✋字幕が頻繁に挿入されて映像…
>>続きを読む🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-268 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※
🖋女の意地と人生の因縁を見事に美しく鮮烈に描いた作品ですね。。。日本人の心に訴…
年若の男の立身出世を扶けるためにあくせく働き、しまいには没落してしまう女旅芸人という、まさに泉鏡花のメロドラマの典型。裸馬の相乗りという出逢いから、金沢の犀川にかかる橋での再会。東京で法曹をめざして…
>>続きを読むマツダ映画社