NHK BSの『プレミアムシネマ』で鑑賞。
林芙美子の原作小説と、菊田一夫の舞台版を合わせて映画化。
貧乏暮らしと頼りない男どもに振り回される己に辟易しつつも、どうにかこうにかして今日を生きる、…
ダメンズに振り回される林芙美子。女性の感情が 今にも通じるものが多かった、ということはあまり変わってないところもあるっていうことだよな、世の中 日本が。高峰秀子、見ず嫌いだったけど確かにうまい。引き…
>>続きを読む■林芙美子氏の自伝的小説×成瀬巳喜男監督作品〜🎬■
林芙美子氏の自伝的小説の3度目の映画化〜🎬
今回は、成瀬巳喜男監督です〜
森光子氏主演の舞台でも有名な作品である。
高峰秀…
成瀬巳喜男と貧乏は、相性がいい。本作は、再見だが前回見た時より楽しめましたね。高峰秀子のニヒルな感じが見事だ。自身のエッセイや証言で高峰秀子が結構べらんめいでニヒルなのがよくわかる。自身も数奇な人生…
>>続きを読む林芙美子の自伝的小説「放浪記」と、それを基に作られた菊田一夫の戯曲を原作として、成瀬巳喜男監督が映画化した1962年の日本映画
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子供の頃から貧乏だった林芙美子が、作家としてデビューするまでを描い…
林芙美子原作の「めし」「稲妻」「妻」「晩菊」「浮雲」と、傑作を連発した成瀬巳喜男監督の締めに当たる本作は、東宝創立三十周年記念映画として宝塚映画で製作されたせいか、成瀬らしい鮮やかなカット割りは影を…
>>続きを読む【林芙美子という巨大ななにか】
「僕は林芙美子の作品『放浪記』の中で、世にも卑劣な、世にも女々しい男として肴にされた福地貢です。その『放浪記』に対して僕はなんと言えばいいのか。褒めるかけなすか、…