革命前夜のキューバ庶民の苦渋を描いた4つのエピソードからなるオムニバス映画
序盤のプールの中にカメラが入っていくシーンは「ブギーナイツ」や「ララランド」でもオマージュされてます
多用される長回し…
キューバ革命に至る過程を描いた4章構成のオムニバス作品。まず撮影監督セルゲイ・ウルセフスキーの映像が凄まじい、斜めショットや魚眼レンズ、空撮やクレーン、これらの手法が「感情バランスの崩壊」「世界が既…
>>続きを読む手持ちのカメラに超広角レンズを付け、難しいシチュエーションで長回ししたかと思えば、そこからカメラが上空30mぐらいまで上昇し、更に横移動からの再び上空飛行みたいな超絶技法で撮影しててぶっ飛ぶ。
手…
慟哭、血。叙述を超える描写。映画という表現媒体のある一方の地平、その極北。"I am"という主観性に忠実なショット群、それを構成するディープフォーカス・ワイドレンズ・ステディカム風の流動性。ビラ、鳩…
>>続きを読む短文感想 78点
ミハイル・カラトーゾフ監督の作品。Blu-ray円盤しかなかったので購入。「私はキューバ」というナレーションからはじまり、オムニバス形式で話は進む。とにかく白黒の中での映像の美しさ…
「私はキューバ」と独白する国そのものの視点から語られる、「最も美しい場所」キューバの暗部を描くオムニバス。
正直キューバという国についても、キューバ革命についてもほとんど知識はないのだが、映像的に非…