母親の恨みを背負って生まれてきた修羅の子がその仇を討ったあと、明治時代の政治的混乱に巻き込まれ…再び紫紺の蛇の目傘の仕込み刃で悪を斬る異色の時代劇第二弾。
"おもんない""おもんない"という風の…
梶芽衣子がいい。キッとしたキツネ顔美人で凛とした佇まい。
劇中殆ど笑顔を見せないが、女中として潜り込んだ屋敷で、伊丹十三にケツを触られた時のはにかんだ笑顔が辛抱たまらんかった。
もっとシリーズ続いて…
【寸評】
前作の"復讐譚"とは打って変わり、本作では明治後半の社会情勢を背景に、複雑な群像劇を描いた作品となっている。
「雪」のドラマは前作で終了しているので、”社会の不正に立ち向かう狂気の女”と変…
日清日露戦争期の世相。「毒虫」
岸田森の人ならざる雰囲気がすごい
部屋もいいぞ。
梶芽衣子に原田芳雄、伊丹十三、吉行和子、山本麟一、南原宏治、安部徹らも活躍。
タイトルの意味は重い。
梶芽衣…