2021 年 9 本目。
戦後世代に属するフランスの若い映画作家たち ”ヌーヴェル・ヴァーグ" の存在を一躍知らしめたトリュフォーの処女長編にして代表作。映画雑誌『カイエ・デュ・シネマ』の激辛映画…
Blu-rayの特典映像で、少年鑑別所で医者に自分の境遇を語る山場のシーンが辛くなかったかと聞かれたジャン=ピエール・レオーが、全然辛くなかった、「14歳の少年の心理を知ってもらいたいと思った」「こ…
>>続きを読むあのドワネルのカメラに向けた視線は希望的なものだと信じたい。
ジャンピエールレオ、この頃から顔整いすぎだわ。
両親が学校に来た時のズームアップの「やべっ、バれた」感最高。
母親が急に優しくなるの、親…
なんとも不思議な感じ。
フランシス・トリュフォーの撮る子供は静かででも生き生きしている。大人が見守る形で子供たちが撮られてるんだけど、大人も子供が見上げる形で撮られていて、いったい誰が撮っているの…
少年はグレたというより、友人からの誘いや親から言われた一言など、ちょっとしたきっかけではみ出してしまっただけのように見えた。
親も特別育て方が悪いわけでもなく、こういう家庭はどこにでもあるのでは。…
フランスではコレ以降少年が非行に走ることを「アントワーヌがドワネる」と言う様になったなんて事は無いけど、改めて観ると羽仁進の『不良少年』なんてまんまコレなのよね。どこが決定的にアカンかったかと言えば…
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