久しぶりのホウ・シャオシェン監督作品。
タイトルこそ「ナイルの娘」となっていますが、内容はホウ・シャオシェン監督らしさが詰まったやんちゃな男子の群像劇でした。
「ナイルの娘」というタイトルは、日…
何者でもない若者が何事を成すこともなく、さくっと現れてさくっと消えていく刹那的な物語。盛り上がるイベントがイベント然として描かれることも、物語の大きな流れに抗おうとする人物が描かれることもない小さく…
>>続きを読む素晴らしいです。
横の動きのリズム、奥行きの動きの驚きとサスペンス。カメラ固定なのに(だからこそ)豊かな運動に満ちています。
そして光が大変に美しいです。昼の家外の光中の影、夜の街ネオンと車、夜の…
原題は「尼羅河女兒」ナイルの娘とは細川智栄子あんど芙〜みん姉妹による『王家の紋章』のことらしい。『王家の紋章』って1976年から連載でまだ終わってないっていうのが驚き!
『王家の紋章』読んだことな…