ミヒャエル・エンデの小説「はてしない物語」をウォルフガング・ペーターゼン監督が映画化した冒険ファンタジー。
原題:(独) Die unendliche Geschichte /
(英) The NeverEnding Story(1984)
母を亡くし父親と2人暮らしの孤独な少年バスチアン(バレット・オリバー)は、いじめっ子から逃げるために飛び込んだ書店で不思議な本「ネバーエンディング・ストーリー」と出会い、授業をサボって本の世界に没頭する。
"The Nothing"(無)による崩壊の危機に瀕した、本の中の不思議な世界"ファンタージェン"と死の病に冒された"幼心の君/女王"(タミー・ストロナッハ)を救う方法を探すため、草原の勇者アトレイユ(ノア・ハザウェイ)はお守り"アウリン"を授けられ、果てしない旅に出る…。
"絶望"←→"夢"
~他の登場人物~
・犬のような顔をしたラッキードラゴンのファルコン
・岩を食う巨人ロックバイター
など…どこか癒しを感じさせる愛らしくやさしいキャラクターがたくさん。
・無の手先である人狼のグモルク
エンデは映画に不満で裁判に訴えて自分の名前をクレジットから削らせたようだが、(原作を読んでなくて違いの分からない)私は単純にとても楽しめた。
なお、北米・日本公開版は、ワーナー・ブラザースの意向によりジョルジオ・モルダーが作曲し、リマール(カジャ・グーグーの元ボーカリスト)が歌う主題歌(大ヒットしましたね)が追加され、長さもドイツ公開版より6分40秒短くなっているとのこと。