トリュフォーが「まるでクロード・シャブロルという監督は十年間も映画を作りつづけてきて演出のテクニックを熟知してるかのように、映画全体が見事にコントロールされている」(『わが人生わが映画』)と評したけ…
>>続きを読む低予算かつ地味な演出の暗いドラマという印象で名作とは言い難いけど、シャブロルの50年に渡るキャリアの一作目という点では観るに値する映画と思う。後半の雪景色の村を背景にしたシーンがとても綺麗。主人公の…
>>続きを読む1957年。 監督・脚本はクロード・シャブロル。
12年ぶりに田舎に帰った男が、親友がアル中になっていたので助けようとするお話。
モノクロの美しい映像が素敵。 親友がなぜアル中になったのかを探っ…
ゴダールやトリュフォーよりも先駆けて公開された本作はヌーヴェルヴァーグの原点。
12年ぶりにフランス・クルーズ県のサルダンというの村に戻った青年フランソワが、町が衰退しているこ…
停滞した村でも、教会はご立派に存在しているが、もはや信仰は死に際の慰めでしかなく、村人の生活を良くすることなどできない。
そんな貧困社会へ、療養のため帰郷した純真無垢な青年。
酒と不貞に明け暮れる…
シャブロル監督のデビュー作。27歳にして、いきなり長編映画に挑んだのは流石である。男同士の絆を描いた作品は、仏映画にしては些か珍しいと思わされたのだが、この作風は以降の作品にも引き継がれているようだ…
>>続きを読む初監督作にして”ヌーヴェルヴァーグの発火点”という偉業はもっと称えられるべきだがゴダールやトリュフォーなどに隠れがち。自分もやっと観。
かつて輝いていた同級生を取り戻そうと命を削るフランソワ。思春期…