C・Th・ドライヤー『あるじ』(25)。冒頭、家の「あるじ」=「暴君」が踏ん反り返る傍で、女達(妻/娘/乳母)が家事を分担し一時の間もなく立ち回る。彼女らは薪、灰、食器、食糧、衣類、ゴミといった「物…
>>続きを読む『メイクアガール』に続き、ヒトをモノとして捉えられてしまう危うさへの警告
『メイクアガール』とは100年の時を超えてリンクしている、ドライヤーのサイレント作品。たまたま同じタイミングで観た2作に関…
スクリーンから放たれる淡い灰色の光線に身体全体を焼き尽くされてこのまま死んでくのかと思った。それくらいに感動した。ドライヤー!『奇跡』を筆頭としてやばすぎる。厳格、であるけどそれだけではない。ときと…
>>続きを読む『あるじ』
カール・テオドア・ドライヤーセレクション vol.2🎞②👞🧺
こういうのも作れるドライヤーの凄さ
この第2弾で一番観たかった作品。そして、、、想像以上に良かった、素晴らしかった✨
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このレビューはネタバレを含みます
なんてことない映画である。事業で失敗し、不満を募らせ家族にあたることでしかその憂さを晴らせないヴィクトル。家族を支えつつ、ヴィクトルの痛みに寄り添いつつ健気に家庭を盛り立てる妻イダ。その二人を支える…
>>続きを読む観る度に感動を与えてくれるドライヤー監督作。今回も期待しながら観賞。最後はまた「よかったなあ!」と涙が溢れてきました(笑)
現代映画と比べることはできないけれど、作品が内包しているテーマは現代にも…