【小津監督作品に 世界中の家族の姿を見るという】
監督・脚本:ヴィム・ヴェンダース(1985年・西独・93分・ドキュメンタリー)
原題:TOKYO-GA
小津安二郎を敬愛し、小津の作品に家族の原…
PERFECT DAYSをもう一度観るので、ヴィムヴェンダースの抱く日本(彼にとっては=東京らしい)がどんなもんか知っておきたくて観た。
有楽町のところにある松竹のでっかい建物が無くてびっくりした。…
"自分の経験と映画で見る映像とがこっけいなまでにずれることはだれでも知っている
このずれに慣れきって映画と人生が違うのがもう当たり前なので突然スクリーンに何か本当のもの何か現実のものを見ると息をのみ…
「PERFECT DAYS」を何の予備知識もなく見たのだがそれは誤りだった。
この映画を見ておけば、ヴィム・ヴェンダース監督がどれほど小津安二郎を敬愛していたかがわかる。名優、笠智衆さんへのインタビ…
こんなん小津安二郎監督のファンになるでしょ的ドキュメンタリー映画。自分とて何一つ小津安二郎監督の作品を観てないので噂程度しか認識してないが、変に役作りしてる役者を何度もリテイクさせ癖の無い棒人間の…
>>続きを読む小津安二郎の限界オタクが小津の痕跡を求めて東京に赴いた数日間のドキュメンタリー。
内容は極めて私的であり、ヴェンダース自身の語りで進行していくというのもあって、ドキュメンタリーというよりは日記のよ…
小津安二郎を観てもう一度観たい映画。
打ちっぱなしゴルフやパチンコ、テレビでみる吹き替え映画など、東京の風景を外の人の目を通して見ると、変な国だな…
『世界残酷物語』にも少し近いかも。あれはフェイ…
大学以来、十数年ぶりに見直す。
ヴェンダースの視点から撮られた1985年の東京は小津安二郎が見つめてきた日本の社会や人々をなぞるように語る。その姿勢は客観に満ちており、何処か未来から望遠鏡でこの時代…
© Wim Wenders Stiftung 2014