このレビューはネタバレを含みます
最後の東京物語のシーンはいつ見てもツーって涙が流れてくるやつ
今回も意図せず泣けちゃった
完全なる小津へのラブレター、小津が描いた東京を探しにやってきたヴェンダース
でもそこにはもう映画の中の…
小津監督のお墓参りに行く前に観ておきたいと思い鑑賞。
小津作品は「映画は監督のもの」を体現するかのように、すべて監督によって統制されている。俳優やカメラマンたちにとって果たしてそれでいいのか?と思っ…
『PERFECT DAYS』を鑑賞して、以前から観たかったこちらを鑑賞。
小津安二郎を敬愛するヴェンダースが実際に東京に赴き、現在(1985年当時)を映しだすドキュメンタリー。
小津の死去から2…
ヴェンダースがロストイントランスレーションのビル・マーレイのように東京で迷子になっていくおもしろ映画。秋刀魚の味の脚本のくだりなど笑ってしまう要素がありながら独白の内容は物凄くオルタナティブで泣けて…
>>続きを読む自分の中の旬を大切に。
『秋刀魚の味』からの『東京画』は自分の中で決めてた。それが、まさか『PERFECT DAYS』からの流れになるとは。
ヴィム・ヴェンダース監督が、敬愛する小津安二郎監督へ…
『PERFECT DAYS』のヴィム監督が製作した小津安二郎をリスペクト映画。
1983年当時の人々や東京の街を見て、当時の様子をヴィム監督憧れの東京の記録である。と同時に後年の現代を生きる私たち…
ヴェンダースが憧れの小津安二郎を思い、東京へ訪れ、各地に足を運び、小津安二郎が見た景色を追憶する様な作品。
一見単調に思われる「小津調」と呼ばれるアングルが如何に厳密に、そして厳しく統制されて出来…
私の旅は巡礼ではなかったーーというモノローグが冒頭、『東京物語』の映像を挟み込んだ直後に入る。しかしこれはどう見てもどう考えても、今で言う「聖地巡礼」だろう。小津安二郎の撮った「東京」を自分の目で見…
>>続きを読む毎日見ている東京の風景なのに、ヴェンダース監督の視点からだと不思議に愛しさと人間味溢れる社会に見える。PERFECT DAYSで描いてた下町の温かさはこの作品のために日本に来たのが原点なのかなと思う…
>>続きを読む© Wim Wenders Stiftung 2014