20世紀初頭、資本主義が神を殺した。
資本主義が浸透する以前のアメリカ西海岸は、植民者にとって、キリスト教を布教し未開の地を文明化するまさに「フロンティア」であった。
しかし、資本主義の象徴たる「石…
視聴記録
金塊!石油!Discoveryチャンネルみたいなやつかな?
ゴールデンステイトカリフォルニア
スタンダード・オイル=J.ロックフェラー(米石油王)ESSO
ポール・ダノ教は朗らかなカル…
ダニエル・デイ=ルイスの狂演が全て。
石油=お金が絡むことにはありがちなのか独裁的なダニエルの、自己利益のためだけに生きる人生。ただどこかでは愛を求めているという様子が要所要所で現れるから人間味があ…
ポール・トーマス・アンダーソン監督作品。
ヘンテコな物語ですが、最後まで見入ってしまいますね。
1890年代から1920年代にかけてのアメリカが舞台。
1人のアクの強い訳の分からない人物の半…
石油とは富であり、力であり、血である。
それに群がる人間たちの欲深さや、宗教の欺瞞をシニカルに描く。
これを傑作と言わずして何と言う。
ホラーのように不穏な弦楽器が響き続けるなかで、セリフもなしに…
神殺しの映画なんだと思いました。
石油というのは人類の無限の可能性を与えた。まさに人類のエネルギー、パワーです。資本主義は石油なしでは成り立たなかった。
それは同時に神の時代を終わらせたと言っても…
これは石油王の映画なのか…?この映画が終わったときなんかとても思想が強い作品だと感じた。もちろん作品の映像美、脚本は「ゴットファーザー」なに近い話だがそこに宗教が入ってくるとよりカオスな出来栄えにな…
>>続きを読む取り憑かれたように石油事業の拡大への野心に燃える主人公と、人々を惹きつけ信者を集める牧師の対立。
ダニエル・デイ=ルイスとポール・ダノの迫真的な演技で 、2人の心理戦から目が離せない。静かな映画だ…