商業映画との決別宣言の直前、目に見えて政治色が強くなっていた頃のゴダールによるドキュメントタッチの作品。
団地で暮らす妻は夫が働く間に売春しているという話を始め、アメリカ式の大量消費社会を批判しその…
2022年 4月8日 unextにて。
団地に暮らす主婦の売春を背景に、ゴダールの思想を垂れ流した作品?
ゴダールは有名な作品しか観たことがなくて、アルファビルとかはけっこう好き。トリュフォーは…
【ゴダールは二、三の事柄を「映え」で凝縮する】
「死ぬまでに観たい映画1001本」掲載の残っているゴダール映画『男性・女性』と本作を観た。『男性・女性』は銃によるアクションや文字アートが相変わらずカ…
私に推されやすいベルトお姉さん(☜ファンネーム。正式名ジュリエット・ベルト)の初出演作。彼女の投入は、0:58~1:05ぐらいまでの計5分半程度だけど、さすが(…そこだけが、映画が映画として変身…
>>続きを読む「勝手にしやがれ」のレビューにも書いたけど「ゴダールを語ることがインテリのインテリたる所以」みたいな風潮が、特にニューアカデミズム花盛りの時代にあってだね。なんやら浅田彰だの四方田犬彦だのなんだのが…
>>続きを読む僕の中で、ゴダール作品群に一つの境界線を引くとすれば、きっとこの作品にする。この作品で、ゴダールは「映像」を信じることができなくなって、「言葉」に頼ることもできなくなって、彼の「哲学」だけが先走り…
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