馬鹿が戦車(タンク)でやって来るに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『馬鹿が戦車(タンク)でやって来る』に投稿された感想・評価

 めちゃくちゃ面白かった

 インパクトの強すぎるタイトルに惹かれてYoutubeで予告を再生したら、すぐにでも観たくなっちゃって笑

 昔の邦画のタイトルって詩的なのが多いよね

 基本的にはゆる…

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ダオ
4.5

このレビューはネタバレを含みます

1964年につくられた山田洋次監督・脚本作品。海釣りに来たふたりの男が船頭から『タンク根』の話を聞かされる。海水が澄んだ時に底に沈んだ戦車が見えるらしい。なぜそんなものが沈んでいるのか船頭は変わり者…

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山田洋次監督が、評論家連中から巨匠扱いされる以前の馬鹿シリーズ第三作で、日永村の偏屈な村人から疎外された家族、少年戦車隊出身の農機具修理を生業とするサブハナ肇、低脳で鳥に執着する兵六犬塚宏、耳が遠く…

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4.5

このレビューはネタバレを含みます

誘われて国立映画アーカイブにて。

全く前情報なしで見たのだけれど、すごく重層的に見えてびっくりした。

見てる間は64年の映画だと知らなかったので、昔(太平洋戦争)の話なのか、安保闘争の話なのか、…

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ムラ社会の陰湿さにじむシナリオだが、ハナ肇主演なら陰湿になりすぎない。前作では田舎娘に見えなかった岩下志麻も今回はバッチリ。すごいなぁ。白痴役の犬塚弘も抜群の存在感で、役者の采配に唸る秀作。

個人的に山田洋次作品で一番好きな作品。追悼:犬塚弘で再見。團伊玖磨の原案に音楽も本人。Kワード連発で地上波放送不可能か?配信でもピー音入れられそう。山田洋次のアクションコメディ。結構初期の山田洋次作…

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 山田洋次監督だからコメディ調だし実際コメディだけど、わりとジョーカーみたいなシナリオだよね...
 貧乏人がああされた結果ああするっていうのは...
5.0

この作品だったかな、昔見て犬塚弘は風船が似合うと感心した。
駐在は下着ドロボーとか空き巣の下見みたいな風情だし、嫌な感じが出ていて実にうまい。で、タンクが出てきて私は大爆笑。
そのオチまで含めて傑作…

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4.1

 憚りながら、兵六の「ばか」は見りゃあ分かるとして、サブの馬鹿は何に由来するのだろう。馬鹿はさて置きサブの家は部落一の貧乏屋で、それでいて一番の長者の旦那と土地争いで一人揉めている。実はこの事がサブ…

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4.7

🍜山田洋次✖️ハナ肇の『馬鹿』シリーズ中、もっともはっちゃけた内容の作品。

🍜回想形式によるほのぼのとしたムードで映画は進行するが、同時に「村」という共同体にメスを入れた秀逸な文明批評にもなってい…

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