めちゃくちゃ面白かった
インパクトの強すぎるタイトルに惹かれてYoutubeで予告を再生したら、すぐにでも観たくなっちゃって笑
昔の邦画のタイトルって詩的なのが多いよね
基本的にはゆる…
このレビューはネタバレを含みます
1964年につくられた山田洋次監督・脚本作品。海釣りに来たふたりの男が船頭から『タンク根』の話を聞かされる。海水が澄んだ時に底に沈んだ戦車が見えるらしい。なぜそんなものが沈んでいるのか船頭は変わり者…
>>続きを読む山田洋次監督が、評論家連中から巨匠扱いされる以前の馬鹿シリーズ第三作で、日永村の偏屈な村人から疎外された家族、少年戦車隊出身の農機具修理を生業とするサブハナ肇、低脳で鳥に執着する兵六犬塚宏、耳が遠く…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
誘われて国立映画アーカイブにて。
全く前情報なしで見たのだけれど、すごく重層的に見えてびっくりした。
見てる間は64年の映画だと知らなかったので、昔(太平洋戦争)の話なのか、安保闘争の話なのか、…
個人的に山田洋次作品で一番好きな作品。追悼:犬塚弘で再見。團伊玖磨の原案に音楽も本人。Kワード連発で地上波放送不可能か?配信でもピー音入れられそう。山田洋次のアクションコメディ。結構初期の山田洋次作…
>>続きを読むこの作品だったかな、昔見て犬塚弘は風船が似合うと感心した。
駐在は下着ドロボーとか空き巣の下見みたいな風情だし、嫌な感じが出ていて実にうまい。で、タンクが出てきて私は大爆笑。
そのオチまで含めて傑作…
憚りながら、兵六の「ばか」は見りゃあ分かるとして、サブの馬鹿は何に由来するのだろう。馬鹿はさて置きサブの家は部落一の貧乏屋で、それでいて一番の長者の旦那と土地争いで一人揉めている。実はこの事がサブ…
>>続きを読む🍜山田洋次✖️ハナ肇の『馬鹿』シリーズ中、もっともはっちゃけた内容の作品。
🍜回想形式によるほのぼのとしたムードで映画は進行するが、同時に「村」という共同体にメスを入れた秀逸な文明批評にもなってい…