博奕打ち 総長賭博に投稿された感想・評価 - 9ページ目

『博奕打ち 総長賭博』に投稿された感想・評価

Hi

Hiの感想・評価

5.0

この手の作品をあまり見た事がありませんが、
90分位でしたが、ゆっくり目の展開で
堪能出来ました。

定期的に、こう言う作品を上映して欲しいです。

仁義の墓場は、銃。
本作は、刀。

これが、ヤク…

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オジキだよ、全員集合!

最近のヤクザ映画と、昭和の任侠映画は、似て非なるもの。

天竜一家の総長が倒れ、二代目を誰にするかで揉める。
主人公・中井信次郎(鶴田浩二)は、穏やかな口調で他人想いの男。…

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lag

lagの感想・評価

4.6

金儲けと吸収合併の思惑。親の教え。兄弟の誓い。留守を引き受ける。命をかけて意地を張り筋を通す。こうまでならないと分からないのか考えつかないのか。ひとりだけの物じゃない。だが一度決めた事は曲がらない。…

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昭和初期、第二次大戦前の日本が舞台のやくざ映画、いや任侠映画と言ったほうがいいんだろうか。
鶴田浩二が主演で、その義兄弟で副主人公的な若山富三郎。若山の妻は富司純子(無茶苦茶綺麗)で若山の子分に三上…

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三島由紀夫が絶賛したという悲劇。ヤクザの総長が亡くなった後の跡目争いの話。天竜一家の総長が亡くなり、跡目として組長の中井が推薦される。しかし、中井はよそ者という理由で辞退、代わりに同格の松田を推した…

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東映任侠道の王道を描きつつも後に続く実録風に演出している。 跡目争いを発端とした血で血を洗う内部抗争の模様はまさに悲劇。 任侠道、義理人情、私情、男の意地等全ての要素が詰まっている。 「けちな人殺し…

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博奕打ちシリーズの第4作目だが、各作品に関連は無く、完全に独立している。

「東京物語」「羅生門」「浮雲」と並んで日本名作シナリオ選に収録されている名作。笠原和夫の原点であり、任侠道に振り回される男…

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Taul

Taulの感想・評価

4.0

『博奕打ち 総長賭博』 三島由紀夫絶賛の任侠路線の悲劇の傑作。シナリオが秀逸で先が読めない。あまりにも古風なヤクザ達のドラマで正直引いてしまう点もあるが、美しいカットが多く単純な娯楽作としても面白い…

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追記 2021/4/6
観るのは何回目になるだろうか。本作の個性的で、また素晴らしい所は、観るピントを近づければ義理人情、遠ざければ集団狂気の物語になり、どちらの観点で観ても抜群に素晴らしいという点…

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1968年の山下耕作監督作品。
三島由紀夫が絶賛した今作。なるほど、男の美学を隅々まで堪能できる。仁義を貫いたことによる悲劇。一度狂った歯車は元に戻らない。一家と兄弟分に挟まれ奈落の底に落ちる鶴田浩…

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