『トリコロール』3部作は、悲劇(青)、喜劇(白)、悲喜劇(赤)の順番で描かれており、その中間に当たる『白(Blanc)』が、喜劇として描かれいてる点に構造的な美しさを感じる。それはどこか、ベートーヴ…
>>続きを読むカロルという男を日本人が演じるとしたらぜったいに阿部サダヲ。
女から見向きもされない不幸体質な悲哀をにじませる中年男性といえば、やはり阿部サダヲ。
トリコロールの白は「平等」。
「愛は平等である」…
・性的不満を理由に最愛の妻に離婚された男が、故郷のポーランドに帰り、産業化の波に乗って徐々に事業を大きくしていく。そしていまだ未練を捨てきれない元妻に対してあることを計画する…というお話。
トリコロ…
いやーよく練られていて、些細な仕草、表情にも深い意味が込められている作品。ストーリーとしては、元妻(ドミニク)は、元夫(カロル)の性生活に不満を理由に、離婚するが、どうしてもドミニクを忘れられないカ…
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