このレビューはネタバレを含みます
復讐こそ究極の愛。
愛の話だけど、何よりドイツ人の忠誠心の話だった。
レディ・ジェシカはクリームヒルトにそっくり。黒装束に身を包んでたり、喪に服している様子とかその表情まで何もかも。それでいて凛…
フリッツラングが手がけた壮大な叙事詩は血生臭い愛憎劇で幕を閉じる。
ジークフリートは英雄として有名だが、英雄として描写せず人間として描くことでゲルマン民族の精神を表現し、ドイツ国民広く伝播させよう…
淀川長治のオールタイムベスト10の1本。13世紀にドイツで書かれた国民的英雄譚「ニーベルンゲンの歌」(日本で例えればヤマトタケルの物語のようなもの)を二部作で映画化。
後半となる本作は、亡きジーク…
物語のバトンはジークフリートから彼の妻、クリームヒルトへと渡された。
第一部のファンタジー色は後退し、悲劇から紡がれた第二部の物語は復讐叙事詩と誓い、ニヒリズム。そして生きる亡霊の物語だ。
そんな…
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[ニーベルンゲン クリームヒルトの復讐]
クリームヒルトの目が怖い。
無表情を貫く彼女は自分の生き方を決意した格好よさがある。復讐するために生きると。
血が滲んだ「聖なる土」をハンカチに包むくらいの…
★第二部「クリームヒルトの復讐」
フリッツ・ラング監督による超大作『ニーベルンゲン』二部作をイッキに鑑賞。(合計289分=4時間49分)
第一部「ジークフリート」、第二部「クリームヒルトの復讐」から…
続いて第二部🎬
愛ゆえに...。クリームヒルトがかっこいい
第一部とはまるで別人。もはや怖い🙄
子供のシーンはびっくり...
アッチラ王可哀想やったなあ。
宮殿燃やすシーンやばすぎる。
どうやっ…
アッチラ王の真っ直ぐさにやられるなあ😁。
復讐のエリーニュスと化した前作ジークフリートの妻クリームヒルトが主人公。
眼光鋭く、「私は死んだ」と感情を押し殺したかに見える凄味にやられる。
そ…