このレビューはネタバレを含みます
仕立て屋のコーヒー中毒バルトと、修理工でロッカー気取りのレイノが、ドライブ先のバーで知り合った外国人女性2人を送るため港へと向かう、不器用な男女4人の交流が愛おしいカウリスマキ流ロードムービー。
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まだフィンランドのヤンキーとロシアのおばさんギャルが異文化交流出来た時代の映画だった。それでタチアナというのはリトアニア人の年齢不詳の観光おばさんなんだが、コーヒー中毒のフィンランド・ロッカーとの恋…
>>続きを読むカウリスマキ監督新作!を機に鑑賞。
さえない中年?二人のロードムービー。淡々と続く、ちょっと間抜けなストーリー。タチアナと連れのロシア人女性もいい味。楽しくなさそうなのに、ほのぼのもする描写は真骨頂…
ユーモアセンスがあり温かく、不意に顔を出すシュールさも最高。
モノクロの映像が作品の世界観とベストマッチ。
自堕落、不器用で朴訥な彼らのノンバーバルコミュニケーションがいい温度感。
ラスト10分…
最高が最高を超えている!
題名に翻弄されて、
不意をつかれた!!
この映画をずっと好きでいたい!!
カッコ良いが下手くそすぎて
そんなのもう全部愛しいになるじゃないか!
それしかないじゃないか!
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これは面白すぎる!!小学生男子の恋愛観を中年に演じさせるとこうなるのか…全く新しい世界の笑い。惜しくも遺作になったというマッティ・ペロンパーとカティ・オウティネンが『パラダイスの夕暮れ』とはまた違っ…
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