アキカウリスマキ、こんなにただただ哀しく冷たい、一筋の光も見えない作品があったなんて
内容に反して、好きな人を思い浮かべてニヤニヤしたり、映画を観て涙を流したり、カティオウティネンの表情がいつもよ…
セリフを排除した淡々黙々な演出。
心情や状況をBGMで語らせて不足を補う。
トータリティーを保たせたまま終わるので気づきにくいけど、ラストは無理やりな感じがした。
生きる希望が失せるのは判るけど、…
相変わらず素晴らしい……
北欧の彩度の低い冷たさと陰鬱さ
他作品と同じような色彩、淡々とした撮り方なのにここまで変わるのかと驚いた
映画ではありがちな奇跡なんかもなく、ただただ重苦しい地続きの日々…
CSでアキ作品が観れる歓び。
オープニングのマッチ工場。
その図だけ取っても洒落おつ。
ザラザラした質感に
北欧の湿り気ある温度が
画面を通して感じられ心地が良い。
ガヤガヤうるさい音も会…
チャップリンは遠くから撮れば喜劇に近くで撮れば悲劇になるといったけどアキのカメラと被写体の距離は遠いわけでもないし近いわけでもなく、その間をちょうどとってくる
起こってることはかなり酷いのに悲劇っぽ…
アキ・カウリマスキのプロレタリアート3部作の3作目。
本作を悲劇ととるか、喜劇ととるかは、人それぞれの解釈によるが、決めつけてはならないタイプの作品。
また、気分によっても、その受け取り方は変わ…
フィンランドの名匠アキ・カウリスマキ監督の労働三部作の第三作。
工場の機械の動きと機械音がひたすら静かに淡々と響くシーンから始まる。
ちょっとした生活の音とか動きをただ受け止める時間がなぜだかすご…
Villealfa OY