カティ・オウティネンが1人で映画をジャックした稀有な作品。伊丹映画の宮本信子なみに、アキ・カウリスマキ映画の主演女優を演じる彼女だが、本作はほぼ1人主演。
ちなみに彼女…フィンランドの美的センスで…
Amazon Prime Videoで鑑賞。
マッチ工場で働き、怠け暮らしの両親に代わり家事もこなすイリス(Kati Outinen)。母(Elina Salo)と継父(Esko Nikkari)…
🇫🇮変人と天才は紙一重、を地で行くアキ・カウリスマキ
「枯れ葉」(2023)で初めて知ったアキ・カウリスマキ。
彼がバズるきっかけになった「マッチ工場の少女」(1990)はずーっと見たくて寝かして…
マッチ工場で働く少女イリス(推定18歳)は,毎日身を粉にして働くが,搾取する親や自分をもてあそんだ男へ復讐する。男への手紙が切なくかなしい。不運な幕切れに余韻が残る。
ところで,同日鑑賞した「パラダ…
マッチ工場の少女
神戸新開地にあるパルシネマしんこうえんにて鑑賞 2024年1月18日
イリス(カティ・オウティネン)はマッチ工場で働きながら、母(エリナ・サロ)と働かない継父(エスコ・ニッカリ)…
面白すぎる。不満が爆発した女性の復讐劇。家族、一晩の男、彼女を甘く見たのね。
ジャケの上のオデコさんが強烈すぎる。いつ出てくるのかと思っていたらこの人?別人みたい。
悲惨な目に遭ってサイコパスに…
久々再見。A・カウリスマキ監督との出会いは本作。少ない台詞、思い詰めた表情、歌謡曲とカウリスマキワールドに溢れている。ただ他監督作品と違い絶望感の色濃く、若干の違和感も。カウリスマキ監督作品の常連で…
>>続きを読む「マッチ」や「少女」なタイトルだから、どうしても童話なイメージが浮かんでいたが、全然違っていて「氷の微笑」も真っ青な展開に。短尺もあって、後半はあれよあれよと進んでいく。
セリフが極端に少なく、劇…
■アキ・カウリスマキ監督作品〜🇫🇮■
社会の底辺に属する労働者や主人公に捉え、踏みにじられる人間性とその回復を描くことが多い作家主義の映画監督〜🎬
本作『マッチ工場の少女』は、『パラダイ…