坊やの人形に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『坊やの人形』に投稿された感想・評価

◆概要◆
1960年代の台湾の庶民の生活を描いたオムニバス作品。

第一話「坊やの人形」
◆あらすじ◆
コンチは妻のアリーと赤ちゃんのアリョンを養うために映画館の広告でサンドイッチマンをして生活をし…

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道化師がいつも悲しい、というのは
万国共通の様で。強烈なあの貧しかった時代への
郷愁、そして映画館に、日本に、アメリカへのある思い。
珠玉の台湾短編集だと思います。
mare
4.0

台湾ニューシネマの始まりを告げる3本。根幹にある貧困をテーマに、それぞれの数奇な生活を垣間見る。

「坊やの人形」
ホウ・シャオシェンの短編ということで期待していたが、この3話の中で最もネオレアリズ…

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3.8
当時の台湾を描く3つのオムニバス。
当時の日本とアメリカとの関係性が色濃くストーリーにあらわれている。
坊やの人形、味わい深い。

HDリマスターにて久しぶりに鑑賞

3話のオムニバス

パパは坊やの人形であることの幸せに気づいた瞬間が良い
ピエロに衣装を着たサンドイッチマンの仕事からやっと抜け出すことが出来たのに赤ん坊は見慣れ…

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ENDO
4.0

資本主義(西洋文化)が素朴な人々を肉体的にも精神的にも侵食してくる恐ろしさ。

侯孝賢の1話目『坊やの人形』
中絶と避妊の意思が転換する場面の遣る瀬なさ。文盲だしこの先食べていくのも大変だろうが、な…

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3.7

鬼才いましろたかしの漫画を見ているような、冴えない登場人物のグダグダ日常系のオムニバス作品。

第一話
チンドン屋をしながら家計を支える主人公は貧乏のあまり赤ん坊を子育て中の妻とうまくいってなかった…

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TAKA
3.3
1960年代の台湾。3つの話、どれも子供を育てるにはお金がいる。3つの話の男の人たちはお金を稼ぐのが下手な人たちだった。家族はかわいそうにも思えるが仕方ないのかな。
資本主義ベイベ、庶民はどこまで行っても庶民。金がいるんだよ金がぁ
4.0

「坊やの人形」:まとまりよく、見終わって心地よくなれる。終わった後、思わず軽く拍手しちゃった。貧しい家庭を支える女性って、どうしてあんなにも美しく見えるのだろうか。

「シャオチの帽子」:一番印象的…

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