小津安二郎監督
67年前の映画だが家族、親子がテーマの本作は筋の古さを感じない。テーマがテーマだけにそれは普遍的なものだと時を経て証明している。
せっかく息子夫婦の家に来たのに邪険な扱い。
紀子役…
perfect daysが好きだったので観た。昔の名作映画はずっと敬遠してたけどめちゃくちゃ良かった。堀江敏幸の小説と通ずるものがあると思った。姉にすぐに形見の話をされたのが嫌だったというきょうこの…
>>続きを読む20代の頃、映画好きなら見なくてはいけないと思って観たが、当時は感想の述べようがなかった。初見から、監督はこの映画の親世代より、ずっと若い人なんだろな、と思っていたら(描き方が瑞々しいから)、改めて…
>>続きを読む今も昔も東京は情のない冷たい町であるという感覚と、親と子が抱える問題は変わらないし、今後も変わることはないんだなと
親を邪険に扱う子供たちが決して悪い人間では無いし、親を嫌ってなんかいないが、そこ…
心を鷲掴みにされた感じでした。必要最小限に最大限のものを見せられた感じ。セリフも情景も余分なものがないのに余白だらけというか。家族愛、夫婦愛、兄妹愛、個人愛、大切に思うということにくくりもなく、それ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
良かった
お父さん、演技ちょっと下手.....?
奥さんには割と言う時代性?と、
自分が何か問われると はぁ とかしか言わないのが、ちゃんと息子にも受け継がれてて そこがちゃんと出てるのがいいなぁ…
全ての所作を終えるまでカメラで撮り続ける長回しのカットがこの作品に余白をもたらし、それが退屈にならない程度の良い塩梅。高度経済成長期前の日本が最後にゆっくりしていた時代のよう。
居間を中心に襖や障…
東京に住む息子、娘を訪ねた老夫婦。久々の再会と大都会東京に胸躍らすも、息子と娘は何かと両親を厄介者扱いするのだった。そんな老夫婦を優しくもてなすのは義理の娘だけだった。
邦画史上に燦然と輝く傑作人…
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