カポーティが『冷血』を書き上げる迄の、苦悩と葛藤の日々を描写。ある殺人事件の犯人と面会し、蘇る過去の自分。偽り、演じながら生きる自分と、孤独の中を生きた犯人。次第に、行動に追いつかなくなっていく心。…
>>続きを読む会話の94%を記憶してる。
カポーティは彼らを金脈と呼び、犯人2人控訴に有利な表現を求め、材料の一つにしようとするが、カポーティは取材を続ける。お互いを利用し合う。
「冷血」
絞首刑に移される…
--利用しながら愛するなんてあり得ない
--たとえて言えば
彼と僕は一緒に育ったが
ある日彼は裏口から出ていき 僕は玄関から出て行ったんだ
--それ冗談?
--違う
自分自身の冷血さを見たかっ…
人の心の孤独について描いた作家や作品は数多く存在しており、むしろ孤独に触れない作品のほうが少ないようにも思う。しかし、それを魂の領域にまで踏み込みながら、映像の質感として浮上させるように描いた映画監…
>>続きを読むフィリップ・シーモア・ホフマンの演技はすごいのは分かりましたが、カポーティがどんな人か知らなかったので、再現度の凄さは分かりませんでした。
自分を大きく高貴に見せようとすればするほど、矮小されて見…