仲間と銀行強盗を犯したカルメン(マルーシュカ・デートメルス)は、銀行の警備員と揉み合ううちに心が通い恋に落ちる。2人は逃避行にはしる。
男とは?女とは?
第40回ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞を受…
音楽と映像の強烈な印象。
ある面単調さはあるものの、行われる人間たちのなすこと、言うことは複雑で難解であり、その両立もなかなか凄い。
時折挟まる演奏シーン、これによる反復が案外効果的で。
構図や色彩…
このレビューはネタバレを含みます
複雑でシンプルで、人間同士の関わりは単純でないことを会話劇で表現し、監督自身が出演することにより現実さを帯びた内容へと近づけているように感じた
ラストシーンの夜明けの話のところは、静止画の波は打ち…
いろいろフランス映画を見て改めてゴダールを見るとやっぱり色の使い方が抜群にセンスいいんだよな。強盗をして警備員ともみくちゃになりそのまま恋に落ちる流れは馬鹿馬鹿しいが、絵になりすぎているので全然見て…
>>続きを読む何故かあらすじを読んでなかったので、全てのシーンが散漫とした印象を受けた挙句、「シュールの台頭模倣してんじゃね?」とか訳のわからんことをずっとボーッと考えていた、「あ、ヌーヴェルヴァーグは終わって…
>>続きを読むパリの精神病院。入院している、元映画監督のジャン=リュック・ゴダール氏。ある時、彼の姪であるカルメンが病院にやって来て、仲間たちと映画を撮るので、伯父のアパートを撮影で使わせて欲しいと頼みに来るが、…
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