感情移入してみるものではなく、ある時代の記録切り抜き映画としてなら面白く見れる。
ほんの数十年前の違いで女性の立場なさすぎじゃない?
今の時代に監督が映画作ったらどんなものになるんだろ…。
「秋刀魚…
小津監督作品は見たことがなかったのでいい機会と思い鑑賞。今から見ると昭和37年はまるで時代劇のようだ。洋服だし団地住まいとか今と変わらないところもあるけれどジェンダー的に今ではあり得ない。古き良きな…
>>続きを読む小津監督が秋刀魚をどう撮るんだと気になって鑑賞したが、一切秋刀魚は登場せず笑
ではなぜ「秋刀魚の味」とつけたか?
これは成長と娘の成長を重ねているのではなかろうか。
多くの典型的な女性(秋刀魚…
このレビューはネタバレを含みます
現代の映画に慣れてると、ものすごい不思議な映画を見てる気分になる。会話もカメラ目線で、二人が画面に映ってるというより一人一人カメラ目線で見ているこっちに話しかけてくる気分になれる。
何よりめちゃくち…
小津さんの遺作。
妻に先立たれた男の、娘を嫁にやる寂しさが滲み出た作品。
夜の日本間のライティングがイイ。
顔には抑えのライトがしっかり当たって見易く、しかし背景を落とすことで陰影はちゃんと出ている…
筋書きとしては、言ってしまえば娘の嫁入りなんていうある家庭の歴史における何気ないワンシーンがあって、
そこに至るまでが描かれているほのぼの映画。
だけどその中にふとした悲しみや孤独があって
可笑しみ…
セットもキャストも毎回似たような感じ
昭和レトロを楽しむ作品
秋刀魚の味、と言いつつ
秋刀魚エピソード特になし
佐田啓二さん演じる長男は
お父さんに平気で借金を申し込む
冷蔵庫くらい自分で稼いで…
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