・鑑賞中のメモ
ジェスチャーがわからない。
「だい、なんだい、んだ。」が多い。
繰り返しの言葉が多い。やだやだ、よしちゃえよしちゃえ、とか。
昭和には、耳にタバコはさむひとがいたのか。
先生、腰ひ…
小津安二郎監督作品は「東京物語」を観たっきりになっていたけど、次に観たのがこちら。小津監督の遺作。
大手企業で働く平山(笠智衆)は年頃の長女の路子(岩下志麻)、次男の和夫との三人暮らし。友人から長…
小津の映画はカラーになるとさらに鮮烈でスタイリッシュ。
確かに外国人にここまで美的な画作りで日本を見せられると、本当興味深くて遠い国に思えただろうなぁ。
昔から面々と続く日本的美的センスで日常を…
このレビューはネタバレを含みます
当たり前すぎて気にもとめないようなことをこんなふうに映画にしてくれるんだ。娘がいるのに、俺はひとりぼっち…と嘆くラーメン屋のおっちゃん、その姿をみてこうはなるまい、とひとり娘を嫁がせる決心をする父親…
>>続きを読む10年ぶりくらい三度目の鑑賞、
今までで一番面白く感じた。なんでだろ。昭和が遠くなったからか。笠智衆の年に少し近づいたからか。嘘と感じたものを嘘でもいいじゃないかと思えるようになったのか。
昔か…
小津安二郎監督作品2作目の鑑賞。前回観た「おはよう」は、子供を中心とした昭和の生活が描かれており、命の水々しさがあったが、今作は「老い」や「孤独」「寂しさ」などが描かれていて、なんとも枯れ枝のようだ…
>>続きを読む©1962松竹株式会社