正義の戦争より、不正義の平和
原作は井伏鱒二
「あの丘に、五彩の虹が架かれば、やす子は助かるのだ」という父親の言葉は、今まで見たセリフの中で一番切実だった
広島に住んでいた人達が、移住先の岡山で暮…
田中好子の『黒い雨』
なんか、新しい映画の気がしてましたが、公開してからは40年近く経つのですね。
原作の『黒い雨』は読んでいなかったのですが、体の中にはいつまでも、戦争が続いており、それが、大きな…
現在の世界情勢の下で本作を観ると劇場公開時より身につまされる。公開当時、井伏鱒二と今村昌平が対談したりして尊敬する作家そして映像化に反対してるのに、なし崩しで許可取った映画なんで原作通りで今村昌平に…
>>続きを読む今平さんなら、田中好子にファックシーン有るかと思ったがキス止まりw
今村組のおっさん達は安定の演技
原爆投下後の惨事場面は、はだしのゲンを参考にしたと言う逸話はホンマかいな、アメ公はむごい事しよるの…
言葉を失う
普通に生きていた普通の人々
これは日本に限らず、アメリカ人であれロシア人であれウクライナ、パレスチナ、イスラエル他どこの国も同じ
連なる連なる戦争に巻き込まれた人、普通の人たちの悲しみ苦…
八月の特集上映で。
原作との違いは喜劇的な作品を悲劇のエンタメにしたものなのか。モノクロ映画なのは原爆のシーンはすさますぎて映像化は不可能なのだろうか(どんなスプラッター映画も表現不可能なのか)…
始まりから最初の爆発までの流れが非常に早い。そこからリアルなケロイドの人々、家族の再会、死体の描写が容赦なく映されていく。爆破の場所から逃れ、引き取ってくれた叔父、叔母と暮らし始めるが原爆の後遺症は…
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