黒い雨の作品情報・感想・評価

『黒い雨』に投稿された感想・評価

4.5

何度もみた。いままた見ると、また違ったこの映画の素晴らしさがわかる。題名が強烈だから、敬遠されがちだけど、ただただ辛い映画じゃなくて、ちゃんと面白い要素もあって、映像美も素晴らしく、ピカにあった人た…

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K
3.7

原作未読。縁談。布団爆弾。「成功〜」。石像。時報。葬式。戦争そのものは終わっても人々の苦しみ痛み悲しみは続く。当然のことながら、戦争って怖いな…と観ていて痛感させられた。「正義の戦争より不正義の平和…

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腑抜けた頭をぶっ叩かれた気がした。軽い言葉かもだけど、生きようちゃんと。こんなとこに呟いてる時点でたかが知れた思いかもしれんが、そう思ったんだから仕方ない。真摯に

ここぞのショットの強烈さに震えた…

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DVD持ってるんだけど、今村昌平監督作品って、スクリーンで観たことないな、と思って、鑑賞した。
原爆投下80年経った今でも、限りなくフィクションなんだけど、リアリティがあってビックリした。
原爆の悲惨さが
黒い雨で伝わってきた

何の罪もない人々に
黒い雨が降りそそぐ

戦争はしてはいけないと
4.3
このレビューはネタバレを含みます

正義の戦争より、不正義の平和
原作は井伏鱒二
「あの丘に、五彩の虹が架かれば、やす子は助かるのだ」という父親の言葉は、今まで見たセリフの中で一番切実だった

広島に住んでいた人達が、移住先の岡山で暮…

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田中好子の『黒い雨』
なんか、新しい映画の気がしてましたが、公開してからは40年近く経つのですね。
原作の『黒い雨』は読んでいなかったのですが、体の中にはいつまでも、戦争が続いており、それが、大きな…

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4.2
毎年8月6日に観る今村昌平監督の良心と原爆への怒りが静かに込められた名作。

モノクロ画面でしか訴えられない広島への鎮魂が肌に刺さる名作。

現在の世界情勢の下で本作を観ると劇場公開時より身につまされる。公開当時、井伏鱒二と今村昌平が対談したりして尊敬する作家そして映像化に反対してるのに、なし崩しで許可取った映画なんで原作通りで今村昌平に…

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