劇場鑑賞45本目
青年、保本登は3年間長崎でオランダ医学を学び、江戸に戻ってきた。幕府の医療機関で働き、結婚する予定だったがそれらの話はなくなり、小石川養生所の医師として働く事になった。そこで通称…
19番目のカルテを見てちょうどいい機会だと思って視聴。
やっぱり映像がすごくダイナミックで迫力ある。
まだ麻酔がない時代で、患者を大の字に縛り付け、暴れながらも行われる手術。すごく大変だっただろうな…
きゅ、休憩?となりました。(初体験)
白黒の画の魅せ方が抜群に良い。自室に収容したおとよの目元を照らす場面、目力は心に訴えかける。
ちょうぼうが床に伏せる場面は長回しで身が引き締まります。圧巻
井…
黒澤監督らしい力強い作品
小石川療養所の所長:赤ひげと呼ばれる腰の座った老医師(三船敏郎)と、そこに見習い医師として入ってきた血気盛んな保本(加山雄三)の師弟関係が築かれる過程に、患者たちの悲喜交…
黒澤明の映画を観る際には、僕はいつでもその明瞭なモニュメント(像)とモーメント(瞬間)の描き方を面白く思っており、この『赤ひげ』については、ほとんどモニュメント(像)だけで成立させた作品のように感じ…
>>続きを読む黒澤映画の中から一本お気に入りを選ぶのは無理難題だけど、今作はそれと言ってもいいかもしれない。
すごくシンプルな設定とストーリーの中で、色々なエピソードや人物を通して様々な感情を体験できた。泣きそう…
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