「午前十時の映画祭11」で約20年ぶりくらいに鑑賞。当時はVHSの2本組だったような気がします。貧しい人々に救いの手を差し伸べる老医師「赤ひげ」と、若き見習い医師のヒューマンドラマ。医療ドラマの趣き…
>>続きを読む黒澤明監督作品のヒューマンドラマ
このジャンルにおいては邦画史上に残る名作だ
主演 三船敏郎の演技の重厚さ・深み、黒澤監督の演出も相まって二人の才能の結晶とも言えよう
残念ながら、天才二人のタ…
黒澤映画はどれも深みがあって好きなんだけど、それはおそらくヒューマニズムの面がしっかりとしているからであり、この映画はその象徴だと思う。
若い医者が養生所の赤ひげという医師や患者と接する中で成長し…
1965年作。黒澤の最後のモノクロ作品にして三船とのコンビ最終作。江戸時代が舞台の山本周五郎小説を映画化。黒澤は複数の長屋物語だった原作を大胆に脚色、療養所をめぐる群像劇にまとめ上げた。久しぶりに観…
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人間賛歌と成長の物語です。
山本周五郎原作。
黒澤明監督作品。
舞台は江戸時代末期の小石川養生所。
江戸時代の医療を通じて、人間の尊厳と生きる意味を問うてきます。
これは、現代にも通じる…
【モノクロでも赤色ひげに見えた時点で降参】
まだ観ていない黒澤作品を少しずつ観ているのだが、「ベスト5はこれで決まり!」と思ってたら後から観た作品がその間にランクインしてくる。黒澤作品の層の厚さに…
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